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 2年生になる息子です。

 前歯の5ミリの隙間がとても気になり、矯正歯科へ相談へ行ってきました。
 前歯の隙間の他には、噛み合わせが深いと言われました。
 前歯の横の隙間がないため、次に出てくる前歯2本は、後ろに生えてくると思われます。矯正が必要なことは理解できているのですが、時期について悩んでいます。
 転勤族のため、今通院を始めても、1~2年で転勤をするので転院になります。
 できれば1ヶ所の病院にお世話になりたいと思い、次の転勤先で始めたいと思っています。ですが、少しでも早い方がいい場合は前向きに考えたいと思ってます。
 相談に行った歯科医院からは、噛み合わせを浅くし、上顎を広げる器具を付ける治療を始めた方がいいと言われました。
 1年後、2年後では遅いでしょうか?
 もしくは、いつくらいに始めるのがベストでしょうか?
 他に相談できるところがなく、ずっと悩んでいたので、こちらを見つけとてもありがたく思っています。
 どうぞよろしくお願い致します。(写真は送信しております)

こんにちは、タニ矯正歯科クリニックの谷です。
 送られて来た写真を見ますと、御相談の中でも言っておられる様に顎に比べ歯が大きく、次に出て来る2番目の歯(上顎)のスペースがほとんど無く、そのため内側(舌側・口蓋側)に出て来るものと考えられます。いわゆる乱杭歯の状態を呈して来ています。これは歯の大きさとそれを並べる顎の大きさのアンバランスにより起ってきます。歯が顎に比べ大きすぎたり、逆に顎が小さい場合などです。
 ただ、お子様はこれからまだ顎も成長して大きくなって来ますので、これを利用してこれからの乳歯から永久歯への交換が出来るだけうまく行くようにしてあげる事が必要です。永久歯への交換が終了するのは男の子ですと小学6年生の後半から中学生の前半と言われています。そして、それまでの期間に行う矯正治療のことを早期矯正治療(第一段階矯正治療)と呼びます。これにより正しい歯の交換を促したり、不正の改善、不正の増悪の抑制を行ないます。
 この治療はお子様の成長を利用するため少し長い期間を要しますので御相談にあった様に転勤にひっかかってしまうかもしれませんね?ただ、お子様の状態を見ますと1~2年先でも治療は可能ですが、まだ不確定な様でしたら一度矯正専門医の先生に御相談の上、検査を受けられて早期矯正治療をスタートされた方が良い様に思われます。検査をした結果によりお子様の現在の状態や今後予想される事、治療方針、装置などが決まりますのでそれらの説明があると思います。気にされている上の真中の歯の間のスペースも余分な歯(過剰歯)などの原因となる物がなければ現時点では心配いら無いと思われます。これなども検査をすれば分かります。
 また、御心配されている治療途中での転医の件ですが、その必要が起った時でも矯正専門医の先生なら次の先生も御紹介頂けると思います。ですから矯正専門医の先生に御相談をされてみては如何でしょうか。そして、その時に転勤の可能性がある事を説明され、その際の御紹介の件や費用などについてもお聞きになられておいた方が良いと思われます。その上で治療についてお考えになられては如何でしょうか。
 また、先にも述べました早期矯正治療(第一段階矯正治療)、2段階治療、そしてそれらの症例についてよろしければ私の所のホームページを御参考までに御覧下さい。

 谷先生よりご回答をいただきました。
 とても分かりやすく、丁寧にお答えいただいて本当にありがとうございました。
 転勤で転院があること、もう少し先でやりたいと言う息子、そして金額のことなど、考えれば考えるほど、どうしたらいいのかわからなくなっていました。
 ですが、谷先生にお返事をいただき、思い切って矯正を始める決心がつきました。
 今から予約を入れようと思います。
 ありがとうございました。

矯正友割
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