はじめまして。
 娘の歯並びが悪く矯正を考えているのですが、小学4年生で乳歯と永久歯が生えている状態です。
 一般歯科の先生に相談したら“永久歯がそろうまで待って矯正をスタートしたらいいんじゃないか”と言われ、今まで来たのですが、先生のホームページを見ると2段階治療と言うのがあり、娘の様な時期でも早期の矯正治療を行っている様ですが、私としてはどちらが良いのかよくわからないので、とにかくよい治療をしてあげたいので教えて下さい。

 こんにちは、タニ矯正歯科クリニックの谷です。
 矯正治療のスタート時期、方法については先生により色々なお考えがあると思います。
 以前は矯正治療を専門にして長く患者さんを、それも多数の方を見られた先生が少なかったり、専門医の先生の数が少ないため一度に多数の患者さんが来院されても十分な時間をとって治療出来ない、早期治療からスタートすると本格矯正治療が必要になる方の場合はトータルの治療期間が長くなってしまうなどの理由から永久歯列が完成するまで待って本格治療の時期から矯正治療をスタートするケースが多かったと思います。
 しかし、治療後の成績を多くの患者さんで見てみると、特に骨格の成長などの影響する場合などにおいては混合歯列期(永久歯列がまだ完成されておらず乳歯と永久歯がいっしょに生えている時期)より乳歯から永久歯への交換の観察、誘導、そして必要な場合には早期治療と進めて行く第一段階矯正治療をしておいたならこんなにひどくならなかっただろうーなと言うケースが多数見られたため、現在では必要な患者さんの場合は混合歯列の時期から第一段階矯正治療(早期矯正治療)をスタートさせると言う考え方の先生が多いと思います。
 それにより、より良い永久歯の咬み合わせへの誘導と患者さん自身の持っている顎の成長をより良い方向へ誘導し、自身の成長を利用して上下の顎のより良いバランスの獲得によりバランスの良い美しい顔と口元、咬み合わせの不正の改善、軽減を目指して治療しております。
 ただ、患者さんによってはかなり不正が改善したけれども第二段階矯正治療(本格矯正治療)でさらに治療をしなければならない方もおられます。
 しかしながら早期矯正治療で初期の不正が改善あるいは軽減されている場合、同じ様に本格矯正治療を行っても、その時期まで放置された場合とでは結果が異なって来るのは明らかです。
 ですから早期矯正治療の意義が有るのです。
 以上の様な事から私の所では早期矯正治療(第一段階矯正治療)から本格矯正治療(第二段階矯正治療)と言う2段階矯正治療を行っております。
 これらについて、あるいは症例については、よろしければ私の所のホームページをご覧下さい 

 タニ矯正歯科クリニックは、そんな貴方を応援しています。
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機能的・審美的に優れた本格矯正治療を皆様に!

矯正歯科 大阪 タニ矯正歯科クリニック
日本矯正歯科学会 認定医・指導医 院長 谷 世志昭
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