上顎前突の後戻りについての相談なのですが、よろしくお願いします。
 12歳の息子の2年に渡る初期治療が終わり、本格治療を勧めらました。見た目には問題はありませんが、完璧な噛み合わせを得るためだそうです。当初は、軽い出っ歯で歯列には大きな問題は無く、初期治療のみで完了すると言われて無理をして矯正を始めました。
 しかし今は、顎の成長が未発達で、本格治療なしでは、後戻りが起こると言われています。金銭的な理由で断ったところ、今後の経過を見て頂けなくなりました。無理をしてでも、直ちに本格治療に入るべきでしょうか?

 こんにちは、タニ矯正歯科クリニックの谷です。
 ご相談によるとお子様は最初出っ歯感が有り約2年間にわたり初期(早期)矯正治療をされ、この度次の本格矯正治療を勧められたとの事ですね。年齢から考えると、矯正治療を始められた時期は10歳ですから乳歯と永久歯が混在した混合歯列期であったと考えられますが現在は12歳ですのですべて永久歯に交換していると考えられます。ですから矯正治療から考えるとそろそろ本格矯正治療がスタート 出来る頃です。
 矯正治療においても先生により色々な考え方がありますが私の所では以下の様な考え(2段階矯正治療)にもとずき治療をしております。

 2段階矯正治療
(1)早期矯正治療(第一段階矯正治療)
永久歯列が完成するまでの時期に主訴の改善と乳歯から永久歯へのスムースな交換をうながすとともに顎の成長を利用、誘導して不正の増悪を抑制する。
(2)本格矯正治療(第二段階矯正治療)
永久歯列完成、あるいは上下の顎の成長が落ち着いたと考えられる時期以降において、歯個々の関係の不正を含め治療する。

 ご相談内容から考えるとお子様は最初、この早期矯正治療の時期に当り、早期矯正治療をされたものと思われます。患者様により早期矯正治療で十分な効果が得られ次の本格矯正治療が必要でない方、あるいは次の本格矯正治療が必要となる方がおられますが、これはその患者様の不正の状態や程度、成長により異なってきます。
 ですから永久歯列が完成した頃に再検査などをして決めます。例え検査結果により次の本格矯正治療が必要となった場合でも早期矯正治療をせずに放っておかれたのに比べかなり不正が改善あるいは増悪するのが抑えられているものと考えられます。本格矯正治療が必要な方の場合、引き続き治療をされるのが一番良いと考えられますが、費用や御本人の意思などにより少しスタートの時期を遅らせる場合もあります。この様な場合、定期観察のみをしばらくしておく場合と、完全にしばらくお休みをしてしまう場合があります。
 お子様の場合はまだまだ顎の成長などがありますが、将来本格矯正治療を行う事は可能です。
 治療費に関しては最初に矯正治療を開始する時に本格矯正治療が終了するまでの分をお支払いするケース、早期矯正治療(第一段階矯正治療)分と本格矯正治療(第二段階矯正治療)分を別々にお支払いするケースなど先生により異なりますのでそのあたりのことは担当の先生によくお聞きになられ、本格矯正の必要性、そのスタート時期、その他について今後の事も含めよく御相談をされてみては如何でしょうか。
 よろしければ御参考までに私の所のホームページの2段階矯正治療とその症例などを御覧下さい。

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大阪なんば タニ矯正歯科クリニック
日本矯正歯科学会 認定医・指導医 院長 谷 世志昭
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