正面の歯
 現在、11歳女子の歯の矯正を、五年前から近所の小児矯正歯科で矯正治療 しています。
 五年前に反対咬合、上顎劣成長(母親も同じ状態で16歳位から抜歯せず矯正しています)の診断を受け、プロトラクター(拡大床装置)を夜のみ装着して、三年前に顎の成長に合わせて装置を作り替えて拡大床装置を夜のみつけていますが、成長期に入り永久歯も揃えはじめ、来年から本格矯正を考える時期に入る事もあり、矯正主治医に相談したところ、抜歯が必要と言われています。
 顎の幅に比べ歯の大きくアンバランスとの事でした。
 抜歯せず矯正することができるかタニ先生に見て頂きたいです。
 よろしくお願いします。 

 こんにちは、タニ矯正歯科クリニックの谷です。
 お子様は、上顎の劣成長と診断され今日まで治療をしてこられたとの事ですね。 
 送られてきた写真を見ますと、上顎が狭くそれに対して歯が大きい様に感じます。 
 詳しくは、検査並びに審査をしてみないと何とも言えませんが、お母様も反対咬合であったとの事ですので、遺伝性、骨格性の反対咬合が考えられます。 
 その場合、上下の顎の成長が落ち着いてから本格矯正をスタートする事になります。 
 下顎の成長が落ち着くのは個人差もありますが、13歳から15、6歳と言われています。 
 もちろん、男女差もありますので、経過を追って行ってる先生のご判断にもよります。 
 お子さんの写真をみますと、上顎は叢生がきつくEXTケースかなとも思いますが上下の顎の関係、上下の歯牙の関係、歯と顎の大きさの関係、下顎の成長の落ち着く時期などを考慮して抜歯するのか しないのか、抜歯するならどの歯にするのかなどを決めなければなりません。 
 ただ単に非抜歯がいいとか抜歯がいいとかではなく熟慮が必要です。 
 今回のご相談からだけでは、私は何とも言えませんが、これまでの経過や現在の状態をよくご存じの担当医の先生によくお聞きになり、その上で治療を考えらては良いのではないで しょうか。 

 タニ矯正歯科クリニックは、そんな貴方を応援しています。
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矯正歯科 大阪 タニ矯正歯科クリニック
日本矯正歯科学会 認定医・指導医 院長 谷 世志昭
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