こんにちは、はずかしい話しなのですが、先生にお聞きしたくてお聞きします。
 実は、私は歯がすごくガタガタだったので、以前に他の先生の所で矯正治療を受けたのですが、歯を動かした後の装置(保定装置?)をあまり入れてなかったし、その先生もあまりその事についてうるさく言われなかったので、いつの間にか治療にも行かなくなってしまいました。
 そうしているとまた、ガタガタの歯に戻って来た様で、どうしたものかと思っています。
 これって、もう一度治療した方がいいですよね。それって出来ますか?
 私は前の治療では歯が並んだら終わりって思っていたので、後の装置、期間についてあまり考えてなかったのですが、先生のページを見ると、歯を動かす期間、その後の期間(安定させるための)って書いてあって、一見すると一般に言われている矯正治療期間よりも長く感じられるけど、本当は先生の言っているとおりで、後の期間も大切なんだと実感しましたし、先生って正直なんだなって思いました。
 私の場合、今度はちゃんとしたいと思いますが、それは可能ですか?
 また、その時の費用ってどうなりますか。教えて下さい。

 こんにちはタニ矯正歯科クリニックの谷です。 
 せっかく頑張って治療したのに後もどりしたのは残念ですね。
 私の所では患者さんに治療期間についてあくまでも目安ですが、歯を動かす(動的治療)期間が約3年、その後の安定させる(保定)期間が約2年、と説明しています。
 ただ、動的治療期間を終わり固定式の装置をはずしてしまうと安心したのか自分で取り外しが出来る保定装置になるとあまり指示通りに使用しなかったり、治療に来なくなる方もいます。(貴方もこのタイプでしたか?)
 そうすると時間とともに後もどりをおこしたりして、何年か後に再来院される方がおられます。
 ですから、今回貴方も実感した様に後の保定期間もとても大切です。
 その事を私の所ではうるさく言うと他医院や他の方が言っているよりも治療期間が長いなどとさんざん言われる事がありますが、私は本当の事を言っています。 
 ですから、それを忠実に聞いて頑張って下さる患者さんの治療の成績や安定が良いと感じています。 
 良い治療は患者さん本人、スタッフを含めた私達と家の方の理解と努力があって出来るものと感じています。 
 また、今回貴方がもう一度治療ができるかとの質問ですが、よくは診査や検査をしてみないと分りませんが、一般的には可能です。
 ただこの場合、再治療となりますのでその費用が必要となります。 
 治療の期間は、最初の治療の時ほどかからない場合もありますが、その方の状態によりますし、治療費も同じです。 
 とにかく先ずは御相談をされる事ですね。
 今度は回りの話しやつごうの良い話しに心を動かされず、本当に貴方の事を考えて治療して下さる先生と御相談をされて、治療を進められる事だと思います。


機能的・審美的に優れた本格矯正治療を皆様に!

矯正歯科 大阪 タニ矯正歯科クリニック
日本矯正歯科学会 認定医・指導医 院長 谷 世志昭
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